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Report 「Workshop &CYCLE」 Part.02 東京のちょっと裏側をライドする ~下町工房編~

新旧問わず様々なものづくりが息づく街へ

 

さて、今回は「RATIO Workshop & Cycle」でまわったルートについてご紹介。

最初は明治神宮外苑にある聖徳記念絵画館で、自転車のフィッティングのし直し。

 

今回、「BRIDGESTONE NEOCOT」に乗るのがはじめてという参加者がほとんどで、その乗り味の印象を話しつつ、皆でご挨拶代わりの自転車談義。そこで話題に挙がっていたのがボディカラー。好みに合わせカスタマイズできるバリエーションの豊富さが特に好評だったようです。

 

そこから赤坂見附→紀尾井町→日本銀行を通り、人気があまりない休日のビジネス街をゆったりとクルージング。
向かった先は台東区蔵前の「カキモリ」さん。

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ゴム/ボタン留め、リングの種類も豊富。

カキモリさんは、多彩な表紙、中紙を組み合わせて、好みのサイズを選んで自分オリジナルのノートを作ることができるショップ&工房。”ノート”と一言で言っても多種多様。でも、既成の物から選ぶのってすごく難しい。

 

ワーク/ライフスタイル、用途、趣味すべてに合致した、自分にとっての最上のノートに出会えることはそうそうないはずです。

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色とりどりのノートの素材。選ぶのが楽しくなります。

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レジカウンターの裏に製本機があり、つくる様子も見ることができます。

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参加者が作ったそれぞれの作品。一目で自分の物と分かる、オリジナルの良さを再確認。

棚にずらりと並ぶ約60種類の表紙、30種類の中紙は、見ているだけでも楽しくなります。が、いざ選びはじめると悩んでしまう……。でも、それは既成品から選ぶ感覚とは違い、何かを創造する生みの苦しみのような感じ。皆、カキモリさんのスタッフの方の意見ももらいつつ、理想のノートをつくっていきました。たった一冊のノートですが、その裏には色んな想いを詰め込むことができます。自分のためだけでなく、おくりものとしてもオススメです。

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次に向かったのは隅田川沿いにアトリエを構える「ダブルフットウェア」さん。
東京の下町風情が感じられる周辺環境とはちょっと違い、すっきりとした空間です。

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ブランドディレクターを務める中原隆将さんがリフォームしたアトリエ内観。

中原さんのバックボーンはスケートボードにあります。
街履きとしても使われているスケートシューズのフォルムをもっとカッコよくできないかと、立ち上げたのがダブルフットウェアさんでした。スケートシューズの多くは構成要素が少ないシンプルな形が多く、それをベースに色んな柄、形に派生させることができます。

 

「スケーターって革靴履かないじゃないですか。
でもあの形でソールがラバーとかだったらカッコいいんじゃないかなって思ったんです」そう語る中原さんは”ダブルフットウェア”というブランドを通して、よりファッション性が高い、カジュアルさとシックさを両立させた斬新な靴を提案し続けています。

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スウェード素材のスタイリッシュなブーツも展開されています。ソールの張替が可能なのが嬉しい。

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中原さんはこの場所で靴をすべて手作りしています。そのためバックヤードには、靴を作るための器具、ミシン類が並びます。見慣れない物ばかりで、皆、興味津々に中原さんの話に耳を傾けていました。

最近、ものづくりをする人が都心ではなく下町に拠点を構えることが多くなりました。隅田川沿いにアトリエをつくった理由について中原さんに尋ねたところ「なんとなくですよ」と笑っていましたが、何かに打ち込む場所として最適な、落ち着いた環境であることは確か。

 

自転車には、行ったことがなかった場所にフラッと行ける気軽さがあります。
都内の行き来や通勤だけとは言わず、下町や遠方にも是非、自転車で訪れてみて下さい。

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次は、自転車でしか発見できない楽しみについてお伝えします。