
EVENT & WORKSHOP
《FEEL &RIDE IN TOKYO》開催!
今回のランチは横浜にお店を構えながらケータリングも行っているカフェ、「TRE FLIP」のアボカドとシュリンプを挟んだベーグルサンド。このベーグルがかなりボリューミーで食べごたえ抜群。添えてあるグリルされた野菜も美味でした。
具材がたっぷり挟まれたベーグルサンド。大判のクッキーもついていて、お腹いっぱいになれる充実のセット。
お腹を満たしたらワークショップ再開。カリグラフィーの次はサンセリフ体を鉛筆で描きます。先ほどと同様に上下にガイドを引き、こちらはその中央、垂直に線を加えボックスをつくります。ボックスのパターンは幅が狭いもの、中くらいのもの、広いものの3つ(それぞれの幅は描く人の好みによって決めます)。アルファベットごとに適したサイズがあり、そのなかに直線やアーチを引いて形にしていくというわけです。
上の写真がレジュメ。それを参考にまずはピーターさんから描き方の講習を受けます。食い入る参加者たち(下写真)。
慎重にならず、できるだけ大雑把に線を引き、感覚でボックスをつくっていくことで、描き手独自のレタリングになるのです。
ピーターさん曰く、ここでのポイントは「多少、適当を許すこと」だと言います。ハンドレタリングの良さは正確過ぎないことで、自分の感覚を信じながらやれば、それがオリジナリティになります。とは言っても、これもなかなか難しい。上手くシンメトリーにならなかったり、ボックスからはみ出たりしてしまう。何とか慣れてきたところで、時間が限られているため次のレタリングへ。
壁に紙を貼りポイントを説明していくピーターさん。サラッと描いていくのですが、初心者はそうもいかない……。
ワークショップの集大成として復習しまくる、ヒュブナーのJPさん。およそ3時間で相当上達していました。
いよいよ最後。今度は比較的馴染みがありそうに思える筆ペンのような道具で動きのある文字を描いていきます。美しく描くコツは太い線と細い線の組み合わせ。勢いよく描くピーターさんを真似て描いてみるものの、線の太さが一定になってしまい、まるで書道のようになってしまいます。それでも何度も何度もトライしてみる。そうすると、少しずつ上達していくことがわかってきます。それこそ何かをつくる、トライする醍醐味でしょう。
3つのハンドレタリングを学んで総じて思うのが、とにかく完成図を想像しながらひたすらやることの大切さ。そして純粋に楽しむこと。簡単に何でもできてしまう現代だからこそ、そんな基本的なことを思うのでした。ちなみに、使ったペンや定規はお土産としてもらうことができます。参加者にとっても新しい趣味を得ることができた、貴重な体験になったはずです。
ワークショップ終了後の記念撮影。ピーターさん、ありがとうございました!!
およそ3時間、みっちりと教えてくれたピーターさんにお礼を告げ、帰路へと向かいます。富ヶ谷を後にし、そこからほど近い代々木上原を通る間、ハリッツというドーナツ屋さんに寄り道。可愛らしい小ぶりなサイズでモチモチとした食感、色々な味のドーナツが楽しめる、休日になると行列ができる有名店です。
ハリッツのドーナツと。見るからにご満悦。
ライド参加者がチョイスしたのは、ポテトとクリームチーズが入った塩味が効いたものやチョコレート入りのもの。疲れた頭に栄養を与え、改めてペダルをこぎます。
代々木公園を横断し原宿、千駄ヶ谷を通り過ぎRATIO &Cに到着です。
時刻は17:00 だいぶ日が傾きかけた時間に『Workshop & Cycle #6』は無事、何事もなく終了しました。
2016年の『Workshop & Cycle』は今回で最後。
来年もまた、他とはちょっと変わったイベントを企画していきますので、是非、気軽にご参加下さい。